スマートフォン対応MT4/MT5アプリは、パソコン版と比べて機能が最小限に限定されているものの、操作性に優れており外出先でも簡単に取引が可能です。iPhone(iOS)はApp Storeから、AndroidはGoogle Playから、MT4やMT5アプリを端末へインストールできます。
この記事では、iPhoneとAndroid用MT4/MT5アプリを使いやすくするための初期設定方法を分かりやすく解説しています。
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気配値画面の通貨ペアの整理
まず最初に、MT4/MT5アプリの気配値画面に表示する通貨ペアを整理します。
使わない通貨ペアは気配値画面から非表示にし、気配値画面へ表示させたい通貨ペアは追加して、綺麗に並び替えることで気配値画面を見やすくさせることができます。
気配値画面の通貨ペアを非表示にする手順
初めに、MT4/MT5アプリの気配値画面に表示された不要な通貨ペア(シンボル)を非表示にします。使わないシンボルを非表示にすることで、気配値画面が見やすくなります。
気配値画面上に表示されたペンアイコン(編集アイコン)をタッチします。
非表示にしたい通貨ペア(シンボル)にチェックを入れて、ゴミ箱アイコンをタッチします。
以上の簡単な操作により、MT4/MT5アプリの気配値画面から不要な通貨ペアを非表示にできます。
気配値画面の通貨ペアを表示する手順
続いて、MT4/MT5アプリの気配値画面にチェックしたい通貨ペア(シンボル)を追加していきます。気配値画面に表示されたシンボルのみ、チャート表示や取引が可能になります。
気配値画面右上に表示された+アイコンをタッチします。
iPhone用MT5は、+アイコンが無い仕様なので、気配値画面上の検索フォームをタッチします。
カテゴリ一覧が表示されるので、各カテゴリをタッチし、ご希望の通貨ペア(シンボル)をタッチして追加していきます。
iPhone用のMT4/MY5は、シンボル左側に表示される+アイコンをタッチすることで追加できます。追加されたシンボルは、追加画面から消え、気配値画面に移動されます。
以上の簡単な操作により、MT4/MT5アプリの気配値画面へ希望の通貨ペアを表示できます。
気配値画面の通貨ペアを並び替えする手順
MT4/MT5アプリの気配値画面の表示順を自由に並び替えすることで、より使いやすくなります。例えば、頻繁に取引する通貨ペアから順番に並び替えをしておくことで、すぐにチャート画面や取引画面へアクセスできます。
気配値画面上に表示されたペンアイコン(編集アイコン)をタッチします。
移動させたい通貨ペアの横に表示されている「三本線」アイコンを押しながら、ご希望の順へ移動させます。
以上の簡単な操作で、MT4/MT5アプリの気配値画面の並び替えが完了です。
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チャートの設定
チャートの配色や売り買いのラインの表示などの詳細設定をすることで、チャートを自分好みに見やすく設定ができます。
チャートの詳細設定
チャート画面でタッチをして表示されたポップアップ画面の「設定」を選択します。
ご希望の項目にチェックを入れ、不要な項目にはチェックを外していきます。
- ローソク足: ご希望の表示チャートを選択します。(一般的にはローソク足を選択します)
- ティックボリューム: 出来高を表示できます。
- 買い気配値ライン: 買い気配値を表示できます。
- 期間区切り線: 日付の変更ライン、月の変更ラインを表示できます。
- トレード注文: 注文ポイントを表示できます。
- 取引履歴: 取引履歴を非表示にしたい場合は、この項目のチェックを外します。
以上の簡単な操作で、MT4/MT5アプリのチャート詳細設定が完了します。
チャートの配色の変更
チャートの配色を変更することで、見やすい色へ変更することができます。
チャート画面でタッチをして表示されたポップアップ画面の「設定」を選択します。
設定画面にて「カラー」をタッチします。
チャートの配色設定画面が表示されるので、各項目をご希望の色へ変更します。
以上の簡単な操作で、MT4/MT5アプリにおけるチャートの配色設定が完了です。
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インディケータの追加
インジケーター/インディケーター(Indicator)とは、チャートへ重ねて表示する視覚的な取引指標のツールです。
インジケーターをチャートに追加することで、視覚的な手がかりを得られ、市場分析や取引判断を容易にします。
たとえば、「移動平均線」は、市場の方向性を示す一般的なインジケーターです。価格データの特定期間にわたる平均値を結んで線としてチャート上に表示し、トレンドの存在とその方向を識別するのに役立ちます
ご希望のインディケータの追加手順
チャート画面上に表示されている「f」アイコン(インジケーターアイコン)をタッチします。
「メインウィンドウ(メインチャート)」をタッチして、ご希望のインディケーターをタッチします。
インディケーター設定画面が表示されるので、ご希望の項目を変更設定して「完了」をタッチします。
下記画像は、75EMA(期間75のExponentialの移動平均線)の設定例です。
以上の手順で、チャートにインジケータを表示できます。
基本的なインディケータの種類
基本的なインディケーターは、主に下記の種類があります。
それぞれのリンクをクリックすると、表示方法と使い方を解説した記事へアクセスできます。
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初期設定後の気配値画面とチャートの表示例
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iPhone/Android用MT4/MT5アプリの初期設定方法のまとめ
- 最初に不要な通貨ペア(シンボル)を気配値画面から非表示にする
- 気配値画面でペンアイコンをタッチして、不要なシンボルにチェックを入れた後にゴミ箱をタッチ
- 気配値画面の+アイコンをタッチして、気配値画面へ表示させたいシンボルをタッチする
- 気配値画面のペンアイコンをタッチして、通貨ペアの3本線アイコンをタッチしながら移動して並び順を変更する
- チャート画面をタッチして設定を選択し、ご希望の詳細設定をする
- 設定画面のカラーをタッチして、チャートの配色設定をする
- チャート画面上の「f」アイコン(インディケーターアイコン)をタッチして、ご希望のインディケーターを追加する
- インディケーター追加手順を繰り返し、チャートへ複数のインディケーターを表示することで取引判断がしやすくなる
パソコン対応MT4/MT5とは異なり、カスタムインディケータの追加や自動売買は、スマートフォン対応MT4/MT5アプリでは利用不可です。ただし、外出先でも簡単に取引が可能なのが特徴です。
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