MT5パソコン版の画面の見方
MT5(MetaTrader5)は、高機能取引ツール「MT4」の次世代最新版となり、画面の見方はMT4とほぼ変わりません。
特に初期設定する必要なく、MT5をインストール後すぐに取引に利用できます。この記事では、MT5パソコン版の画面の見方をご紹介します。
MT5パソコン版の画面の見方
MT5の画面は、大きく分けて6つの枠(フレーム)に分かれます。
MT5の各6つのフレームの役割を覚えてしまえば使い方も簡単です。
1. メニューバー
MT5の画面上に表示されている「ファイル(F)」~「ヘルプ(H)」の箇所は、メニューです。
特に一番使うのは、「ファイル(F)」。キーボードの「Alt + F」でファイルを開くこともできます。ファイルからは、別の取引口座へログインしたり、新しいチャートを開く時に使います。
2. ツールバー
新規チャートの表示、新規注文、チャート表示方法、時間足変更など、チャートに関する機能を操作するツール項目です。
取引では、頻繁に使う項目です。
3. 気配値表示
各通貨ペアやCFDなどの銘柄気配値が一覧で表示されています。
この一覧からご希望の銘柄をダブルクリック、もしくは右クリックで新規注文も可能です。
初期状態では、表示されていない通貨ペアもあるので、取引前に気配値表示枠の上で「右クリック」→「全て表示」の操作を行います。
4. ナビゲータ
口座アカウント一覧、インディケータ、エキスパートアドバイザ(EA)などの一覧を確認できます。
よく使う項目は、口座アカウントを切り替える為の「口座」、各種インディケータをチャートに表示させる為の「インディケータ」の項目です。
旧バージョンのMT4よりも、インディケータがフォルダ分けされているので見やすくなっています。
5. チャート
MT5の一番大きい画面枠は、チャートを表示します。
希望の通貨ペア分のチャートを同時に複数表示できます。最大4つまでのチャートが見やすいです。
もちろん、1つの通貨ペアチャートを拡大表示することも出来ます。お好みに合わせてカスタマイズできるのはMT4、MT5共に魅力の一つです。
6. ツールボックス
MT5の一番下に表示されているフレームで、残高、有効証拠金などの口座に関する情報、取引しているポジション一覧、取引履歴などを確認できます。
ポジションをダブルクリックすることで注文変更や決済もこの枠内から行えます。12個のタブがあり、一般的には「取引」「履歴」の2つのタブのみ使用します。