XMTradingのMT4やMT5が頻繁に止まったり接続が途切れる場合は、使用しているパソコンや環境の問題、MT4やMT5サーバーに負荷がかかっていることが主な原因です。
なお、「回線不通」「無効な口座」とエラーが表示される場合は、ログイン情報が正しくないか、口座が閉鎖されているかの影響です。XMTradingは、口座残高が10ドル以下で最終取引から90日間経過すると自動的に口座が閉鎖される仕様です。
この記事では、XMTradingにおいてMT4/MT5の接続が悪いときの対応策について、それぞれ考えられる原因別に詳しく解説しています。
MT4/MT5への接続が悪い場合の主に考えられる原因
- 取引時間外(土日や各国の休日祝日)
- 口座が閉鎖
- パソコンやスマートフォンのスペックと環境
- 経済指標などで取引が集中しサーバーに負荷
- MT4/MT5のバージョンが古い、または、壊れている
取引時間外(土日や各国の休日祝日)
取引時間外では、該当銘柄のチャートは当然動かずサーバーへ接続されていません。
FXの取引時間は平日24時間で、土日や年末年始など世界共通の祝日は休場します。特に、FX以外のインデックスCFD銘柄などは、日本が平日でも各国の休日により休場しています。
まずは、取引時間かどうかを確認してみましょう。
- サマータイム:月曜日06:05~土曜日05:50(日本時間)
- 冬時間:月曜日07:05~土曜日06:50(日本時間)
サマータイムは3月最終日曜日午前1時から10月最終日曜日午前2時(日本時間)までです。
また、CFD銘柄ごとに取引時間は異なります。
CFD銘柄の休場時間中にチャートを開いても価格は動きません。CFDの取引時間はXMTrading公式サイトのCFDページで確認できます。
- XMTrading公式サイトのCFD取引ページ から取引時間を確認する
口座が閉鎖
しばらく取引していない口座であれば、口座が自動閉鎖されていないかを確認します。
XMTradingの口座は、取引しない状態が90日間続くと口座が自動的に閉鎖される仕様です。口座残高が10米ドル以上ある口座の場合は、最終取引日から90日経過すると月々10米ドルの口座維持手数料が発生してしまいます。
自動的に閉鎖された口座へログインを試みても、ログインができないか「無効な口座」と画面右下に表示され、接続できない状態になります。
取引を継続したい際は、新しく追加口座を開設 することになります。
- 口座閉鎖がされていないか確認する(自動閉鎖を避けるには、90日間以内に取引を1回でも行うこと)
- 新しい追加口座を開設する
パソコンやスマートフォンのスペックと環境
MT4/MT5を起動しているパソコンやスマートフォンの環境によっては、接続が遅くなることがあります。
パソコンであれば、「Windows10以上、メモリ2GB以上、インテル Core i5以上」のスペックが必要です。スマートフォンであれば、2018年以降に発売された機種のスペックであれば、問題なく動作します。
ただし、同時に他のアプリやソフトを起動していたり、通信環境が悪かったりすると、MT4/MT5への接続が遅くなります。特に、オンラインゲームをしながらのMT4/MT5起動は推奨されません。
また、セキュリティソフトによっては、MT4/MT5の通信を遮断する設定になることもあるので、セキュリティソフトでMT4/MT5プログラムの許可をするようにします。
以上の問題がないようであれば、端末を再起動してみます。
- パソコンやスマホのスペックを確認する
- 通信環境が安定しているかを確認する
- 他のアプリやソフトを同時に起動することは推奨されない
- セキュリティソフトの設定を確認する
- VPS環境であれば、再起動やメモリを2GB以上のプランにする
- 端末を再起動する
経済指標などで取引が集中しサーバーに負荷
トレーダーが頻繁に取引する時間帯、特に米雇用統計などの重要経済指標の前後は、一時的にサーバーへの接続ができない、または重くなることがあります。
世界的にも重要な経済指標前後は、ボラティリティも大きくなりリスクが高くなるので、慣れないうちは経済指標前後の取引は推奨されません。
XMTradingは、全世界で120万人以上の顧客を抱えており、ユーザー増加に伴い定期的にサーバーも増強しています。そのため、海外FX業者の中でも優良なカテゴリに属しています。
- 取引前に重要な経済指標の日時を確認する
- 経済指標前後の取引は避ける
MT4/MT5のバージョンが古い、または、壊れている
MT4やMT5のバージョンが古いとサーバーへの接続ができません。また、ほとんどありませんがMT4/MT5のプログラムが何かしらの原因で壊れてしまうことがあります。
MT4/MT5のバージョンが古い場合は、「MT4/MT5のバージョンアップ方法 」の記事を参考に、バージョンアップを行います。
プログラムが壊れてしまっているようであれば、MT4/MT5をアンインストール して、再インストールを行います。
- MT4/MT5画面右下に「旧バージョン」と表示されていないかを確認
- 旧バージョンの場合は、アップデートをする
- MT4/MT5の動作が不安定で壊れているようであれば、再インストールを行う
MT4/MT5への接続が不安定なときの全体的な対処法
端末を再起動する
MT4/MT5を再起動しても改善されないときは、MT4/MT5をインストールしているパソコンやスマートフォンも再起動してみます。
再起動することで、端末内のプログラムのキャッシュがクリアされ、MT4/MT5の接続が改善されることもあります。
他のアプリを完全に終了する
スマートフォンにおいてMT4/MT5アプリが重く接続できないときは、一度すべてのアプリを完全に終了してから、MT4/MT5を再起動すると改善されるときもあります。
なるべくスマートフォンへの負荷を減らした状態でMT4/MT5を起動します。
サーバーのチャンネルを変更
パソコンであれば、サーバーのチャンネルを変更してみるのも一つの方法です。
パソコン用MT4/MT5の画面右下にある、数字(アンテナ)アイコンを右クリックします。
「サーバーを再スキャン」をクリックし、[ms]の数字が小さいチャンネルを選択します。
追加口座を開設する
追加口座を開設することで、新しいサーバー名の口座を使用できるので、サーバーへの接続状態が改善されることがあります。
XMTradingは、取引するユーザー数が多いので、定期的にサーバーを増強し、サーバー名(番号)を切り分けています。最初は、「XMTrading-Real 1」から始まったサーバー名も、現在の番号は200を超えています。
各サーバー名でアクセス(取引)するユーザー数も、サーバー名ごとに異なるので、新しいサーバー名になることで接続しやすくなることがあります。
XMTrading会員ページ から提出書類不要で簡単に追加口座を開設できます。そして、接続の悪い口座の資金を追加した口座へ簡単に資金移動(振替)も可能です。
XMTradingのMT4/MT5への接続が悪いときの対応策のまとめ
- MT4/MT5への接続が悪い場合の主に考えられる原因
- 取引時間外(土日や各国の休日祝日)→取引時間の確認
- 口座が閉鎖→最終取引日から90日が経過していないかを確認
- パソコンやスマートフォンのスペックと環境→スペックやネット環境を確認
- 経済指標などで取引が集中しサーバーに負荷→経済指標発表前後の取引をしない
- MT4/MT5のバージョンが古い、または、壊れている→アップデートや再インストール
- 端末の再起動
- 他のアプリを終了
- サーバーのチャンネルを変更
- 追加口座の開設