【XM資金振替】複数口座間の資金移動手順と注意点を徹底ガイド

XMでは、自己所有の複数口座間で資金を移動できる「資金振替(資金移動)」機能が用意されています。この機能を使うことで、取引スタイルに合わせた柔軟な資金管理が可能になります。

たとえば、ハイレバレッジ口座と低レバレッジ口座を使い分けたり、通貨ペアごとに口座を分けたい場合に便利です。

資金移動はXM会員ページから簡単に行えますが、いくつかの注意点もあります。

たとえば、異なる基本通貨の口座間では0.3%の手数料がかかるほか、ボーナス対象口座からの移動では、ボーナスも移動割合に応じて減額される点に注意が必要です。さらに、ポジションを保有したままの資金移動にはリスクもあるため、手続き前の確認が大切です。

本記事では、XMの資金振替のやり方から、注意すべきポイントまでを画像付きで初心者にもわかりやすく解説します。

この記事の要約
  • XMでは自己所有の複数口座間で資金を移動できます。
  • 資金振替は会員ページから簡単に手続き可能です。
  • 異なる基本通貨間では0.3%の手数料がかかります。
  • 資金と一緒にボーナスも移動しますが、移動先が対象外の場合はボーナスが失効します。
  • ポジション保有中の資金移動にも注意が必要です。

この記事を読むことで、XMの資金振替機能を正しく理解し、トラブルを回避しながら効率的に資金を管理できるようになります。

編集部スタッフ

XM口座の資金振替前に確認しておくべき点ってありますか?

監修者 佐山(FP)

はい、ボーナス消失など、見落とすと損するポイントをがあるので、詳しく解説しますね!

海外FX歴15年以上の専門ライターが、実際の取引経験をもとに記事を執筆しています。さらに、FX歴15年・株式取引歴20年以上の投資経験を持つFP資格・証券外務員資格保有者の佐山翔太が監修し、分かりやすく丁寧なサポートを心がけています。

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目次

XMの別の口座へ資金を移動する(資金振替)手順

STEP

XMTrading会員ページへログイン

XMTrading会員ログイン画面登録済みのメールアドレスとパスワードを入力してログインします。

XMTrading会員ログイン画面
XMTrading会員ログイン画面
XMTrading会員ログイン画面
XMTrading会員ログイン画面

まだXMのアカウントが未登録の場合は、こちらから「口座を開設する」ボタンを押してXMのアカウントを登録します。

STEP

移動元の口座の資金振替を選択

XMTrading会員ページの「口座の概要」から、移動元の口座の「管理アイコン」を押して、「資金振替」を選択します。

管理アイコン→資金振替リンク
管理アイコン→資金振替リンク
管理アイコン→資金振替リンク
管理アイコン→資金振替リンク

入出金画面の「資金振替」を選択しても同じ画面へ遷移します。

STEP

移動先の口座IDの選択と移動金額の入力

注意事項をよく確認してから、「入金口座ID」から資金移動先の「口座番号を選択」を押して、「入金額」のフォームに移動金額(振替金額)を入力し、「リクエスト送信」ボタンを押します。

口座間の資金移動(振替)画面
口座間の資金移動(振替)画面
口座間の資金移動(振替)画面
口座間の資金移動(振替)画面

表記されている注意点を必ず確認してから「リクエスト送信」ボタンを押すようにしてください。

STEP

資金移動(資金振替)の完了

以上の簡単な操作で、リアルタイムで口座間の資金移動が即時に完了します。

口座間の資金移動完了画面
口座間の資金移動完了画面
口座間の資金移動完了画面
口座間の資金移動完了画面

口座間の資金移動の注意点

XMで口座間の資金移動する際の注意点は、「ポジション保有中の資金移動」「基本通貨が異なる口座間送金の手数料」「ボーナス対象口座からボーナス対象外口座への資金移動」「送金比率に応じた同じ比率のボーナスが移動」の4点です。

これらの事項は、XMTrading会員ページの口座間の資金移動画面にも注意事項が記載されています。

ポジション保有中の資金移動

XMTradingで資金を他の口座へ移動させる際、移動元(振替元)の口座に開いているポジションがある場合、証拠金維持率が平日は150%以上、週末中は400%以上でなければ、送金リクエストは受け付けられません。

このルールは、資金移動手続き中にポジションが証拠金不足によりロスカット(強制決済)されるリスクを避けるために設定されています。取引中のポジションが証拠金維持率の基準を満たさない場合、資金移動が行われず、想定外の損失を招く可能性があります。

そのため、資金移動をスムーズかつ安全に行うには、取引中のポジションをすべて決済し、ポジションがない状態で資金移動手続きを行うことが推奨されます。これにより、資金移動中に発生する可能性のあるリスクを最小限に抑えることができます。

基本通貨が異なる口座間送金は0.3%の手数料

XMTradingで基本通貨が異なる口座間で資金を移動する場合、振替金額はヨーロッパ中央銀行(ECB)の実勢レートを基に自動的に換算されます。この際、送金額の0.3%の手数料がかかります。

例えば、日本円(JPY)の口座から米ドル(USD)の口座へ資金を移動する場合がこれに該当し、1万円をUSD口座へ送金した場合は、1万円の0.3%である30円の手数料が自動的に徴収されます。

通貨間の換算に手数料が発生するため、基本通貨が異なる口座間での送金は、必要な場合を除き、避けることが推奨されます。手数料は小さな額に見えるかもしれませんが、頻繁に資金を移動すると、その手数料も積み重なり、トータルで見ると大きなコストになり得ます。

ボーナス対象口座からボーナス対象外口座への資金移動

編集部スタッフ

Zero口座やKIWAMI極口座への振替でもボーナスは移動されるんですか?

監修者 佐山(FP)

いいえ、ボーナス対象外口座への振替では、同比率のボーナスが消失してしまいます。

Micro口座やStandard口座などのボーナス対象口座から、KIWAMI極口座やZero口座などのボーナス対象外口座へ資金を移動する際は、移動元の口座からその移動額に対する割合の取引ボーナスが消失します。

例えば、口座残高が10万円でボーナスが1万円残っているときに1万円の資金移動すると、残高に対する移動比率は10%なので、ボーナスも10%である1,000円が消失します。

そのため、ボーナスを有効に活用しているトレーダーの場合は、ボーナス対象外口座への資金移動を行う前に、この点を十分に考慮することが重要です。

Micro口座やStandard口座への資金移動でも、口座開設の設定で「ボーナスを受け取らない」を選択している場合は、ボーナス対象外口座となります。

送金比率に応じた同じ比率のボーナスが移動

Micro口座やStandard口座などのボーナス対象口座間で資金を移動する場合は、移動した金額に相応するボーナスも一緒に移動されます。

例えば、口座残高が10万円でボーナスが1万円残っているときに5万円の資金移動すると、残高に対する移動比率は50%なので、ボーナスも50%である5,000円が移動します。

具体例:資金移動とボーナスの移動比率

項目振替元口座移動額振替比率振替先口座
資金残高100,000円50,000円50%+50,000円
ボーナス残高10,000円+5,000円

このように、XMTradingでは移動元と移動先の口座タイプに応じて異なるルールが適用されるため、資金移動を行う際はこれらのルールを理解しておくことが重要です。

資金振替前の注意点チェックリスト

監修者 佐山(FP)

資金振替前に、下記の項目をチェックしてみましょう。

XMの口座間の資金振替手順と資金移動の注意点まとめ

  • XMの口座間資金振替は、XMTrading会員ページの資金振替画面からリアルタイムで行える
  • ポジションがある場合は、証拠金維持率が150%以上(週末中は400%以上)でなければ資金移動できない
  • 基本通貨が異なる口座間送金は0.3%の手数料
  • ボーナス対象外口座への資金移動は、残高に対する移動比率と同割合のボーナスが消失
  • ボーナス対象口座への資金移動は、残高に対する移動比率と同割合のボーナスも移動

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大学時代に金融工学を専攻し、学術的な理論を深く理解しているため、FX取引に関する実務的かつ専門的な視点から記事監修を行っています。

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