XMTradingで取引を行うためには、MT4またはMT5というプラットフォームを利用します。しかし、初心者の方にとっては「どちらを使えばいいの?」「スマホ版との違いは?」「ログインできない原因は?」といった疑問が生じやすい部分です。
そこで本記事では、MT4/MT5に関するよくある質問を集め、インストール方法、ログインの基本、チャート操作、自動売買機能まで、実際の利用シーンを踏まえて丁寧に解説しています。
筆者はFX歴15年以上の視点から、初心者がつまずきやすい点や誤解しやすい操作ポイントもわかりやすく整理。エラーやログインできない時のチェックポイントもカバーしています。
この記事を読むことで、MT4/MT5の導入から取引の開始、トラブル時の対応までスムーズに理解し、安心して取引を進めていただけます。

MT4とMT5って何が違うのかすら分かってなくて…使い方もまったくイメージできません。



最初はみんなそうだよ。ここで基本から順番に確認していこうね!
- XMTradingで使用できる取引プラットフォーム(MT4/MT5)の違いや選び方がわかります。
- インストール方法、ログイン手順、操作トラブルの対処法も詳しく解説しています。
- スマートフォンアプリや自動売買機能など、利用環境に応じた使い方も紹介しています。
- 初心者がつまずきやすいポイントや操作の基本も丁寧に解説しています。
この記事を読むことで、MT4またはMT5の正しい導入と使い方を理解し、自信を持って取引を始められるようになります。
プラットフォームの種類と選び方
取引プラットフォームにはどんな種類がありますか?
XMTradingでは、FXやCFD取引を行うために「MetaTrader 4(MT4)」と「MetaTrader 5(MT5)」という2種類の取引プラットフォームが提供されています。
どちらも世界中で利用されている人気のプラットフォームで、パソコン(Windows/Mac)、スマートフォン(iOS/Android)、タブレット、さらにはブラウザ上でも利用可能です。
それぞれの取引プラットフォームでは、チャート分析、注文機能、自動売買(EA)、インジケーターの活用など、実践的なトレードに必要な機能が揃っており、XMのすべての口座タイプで利用することができます。
MT4とMT5の違いは何ですか?
MT4とMT5は見た目や基本的な操作は似ていますが、内部機能や拡張性にいくつか違いがあります。以下に主な違いをまとめます:
項目 | MT4 | MT5 |
---|---|---|
対応商品 | FX・貴金属など(個別株非対応) | 個別株CFDに対応 |
注文の種類 | 基本的な6種類 | さらに複雑な注文に対応(最大8種類) |
時間足の種類 | 9種類 | 21種類 |
自動売買(EA) | MT4用EAに限定 | MT5用に最適化されたEAが必要 |
テスター性能 | 単体テスト | 複数通貨ペアの同時テストも可能 |
MT5の方が新しく高機能ですが、対応EAやインジケーターはMT4の方が多く、軽量で動作も安定しています。どちらにもメリットがあり、取引スタイルに応じて選ぶことが大切です。
個別株CFDを取引したい場合は、MT5を選ぶようにします。
初心者はMT4とMT5のどちらを使えば良いですか?
FX初心者の方には、まずはMT4から始めることをおすすめします。
その理由は以下の通りです:
- シンプルで直感的な操作がしやすい
- 解説記事や使い方の情報が多く、学びやすい
- MT4対応のインジケーターやEAが非常に充実している
- 動作が軽く、スマートフォンアプリでも扱いやすい
一方、将来的に個別株CFDや高度な分析機能を活用したい場合は、最初からMT5を選んでも問題ありません。どちらもXMの会員ページから無料でインストール・利用できるため、使いやすさを比べてみるのもおすすめです。
インストールとログインに関する質問
MT4/MT5はどこからダウンロードできますか?
XMTradingで利用できるMT4・MT5は、XM公式サイトの取引プラットフォームの画面からダウンロード可能です。利用するデバイスに応じて、以下の方法を選びます:
- 【PC版】WindowsまたはMac向けのインストーラーを公式サイトから入手
- 【スマートフォン版】App Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)から「MetaTrader 4」または「MetaTrader 5」を検索・インストール
- 【ブラウザ版】ダウンロード不要で、WebTrader版をそのまま使用可能(簡易操作向け)
XMの公式ページからダウンロードすれば、XM専用のサーバー情報がプリセットされており、スムーズにログインできます。
スマートフォン版とPC版に違いはありますか?
MT4/MT5はスマートフォン版でもPC版でも基本的な取引は可能ですが、機能や操作性にはいくつかの違いがあります。
機能 | PC版 | スマホ版 |
---|---|---|
チャートの表示・分析 | 高度な分析、複数画面表示が可能 | 簡易表示、1画面のみ |
インジケーターの数 | 豊富に利用可能 | 数が制限される |
注文機能 | 成行・指値・逆指値などすべて対応 | 同様に基本機能あり |
EA(自動売買) | 使用可能 | 使用不可 |
スマホ版は外出先での確認・発注に便利ですが、本格的なチャート分析やEA利用にはPC版がおすすめです。初心者はまずスマホで操作に慣れ、次第にPC版に移行するのも良い流れです。
MT4やMT5にログインできません(よくある原因と対処法)
XMのMT4/MT5にログインできないときは、以下のポイントを確認することで大半のトラブルが解決します。
- サーバー名が正しく選択されていない
- XMからのメールに記載された「XMTrading-Real ○○」などのサーバー名を正確に選択してください。
- ログインID(口座番号)やパスワードが間違っている
- パスワードは大文字・小文字も区別されます。コピー&ペーストを推奨。
- MT4アカウントなのにMT5でログインしようとしている(または、その逆)
- MT4とMT5は互換性はありません。
- MT4用のアカウントならばMT4でログインします。
- MT5用のアカウントならばMT5でログインします。
- ネットワークエラーやアプリの不具合
- アプリを再起動し、通信環境を確認してみましょう。
ログインエラー時は、まずXMの会員ページにアクセスし、正しい「サーバー名」「口座番号」「パスワード」を再確認することが最も確実な解決策です。
基本的な操作・注文機能について
チャートの表示やインジケーターの使い方は?
MT4/MT5では、取引する通貨ペアや銘柄を選択すると、リアルタイムの価格チャートを表示できます。
チャートはローソク足・ライン・バーなどの形式で切り替え可能で、1分足から月足まで自由に時間軸を変更できます。
また、テクニカル分析に便利なインジケーター(移動平均線、MACD、RSIなど)も標準で搭載されており、ドラッグ&ドロップで簡単にチャートへ追加できます。
より高度な分析がしたい場合は、外部からカスタムインジケーターを追加することも可能です。
成行・指値・逆指値注文の出し方は?
MT4/MT5では、以下のような注文方法が利用できます:
- 成行注文:現在の市場価格で即時売買する注文
- 指値注文(リミットオーダー):指定した価格以下(買い)/以上(売り)になったときに自動で発注
- 逆指値注文(ストップオーダー):指定した価格以上(買い)/以下(売り)で発注。損切りにも使用される
注文方法は、チャート右クリックから「注文」「新規注文」を選び、通貨ペア・ロット数・注文種別・価格・SL/TP(損切・利確)を入力して発注するだけで完了します。
初心者は、まず成行注文から始めると分かりやすいです。
注文ボタンが灰色で押せない、注文ができないときの対処法
注文ボタンがグレーアウトしていて押せない場合、以下の原因が考えられます:
- ログインできていない/接続が切れている
- 右下の接続ステータスが「無効」や「回線不通」になっていないか確認
- 取引できない時間帯(例:週末)
- 土曜朝~月曜早朝など、FX市場がクローズしている可能性あり
- ロット数が最小単位を下回っている
- 例:スタンダード口座で0.001ロットは無効。0.01ロット以上に設定し直す
- 未選択の通貨ペアや無効なサーバー接続
- 正しい通貨ペア・サーバー・口座情報を再確認
原因が特定できない場合は、一度アプリを再起動し、口座へ再ログインしてみることで解決することもあります。
チャートに「アップデート待機中」と表示されるときの原因と対応
チャート画面に「アップデート待機中(Waiting for update)」と表示される場合、多くは次のような原因が考えられます:
- サーバーに接続できていない
- ログイン情報、または、ネットワークを確認
- 口座タイプに合った銘柄チャートを表示していない → 「気配値表示」で銘柄を右クリック →「すべて表示」
- 新規インストール後の未初期化状態 → 一度チャートを閉じて再表示しなおす
特に新しい通貨ペアやCFDを表示しようとしている場合は、「銘柄が非表示」になっているケースがよくあります。
気配値ウィンドウを開き、表示したい銘柄が有効になっているか確認すると改善することが多いです。
自動売買(EA)とアプリの動作に関する質問
自動売買(EA)は利用できますか?
はい、パソコン版のMT4およびMT5を通じてEA(Expert Advisor)による自動売買の利用が可能です。(スマホ版アプリでは非対応です。)
EAとは、あらかじめ設定されたロジックに基づいて、プログラムが自動で売買を行ってくれるツールです。
自分で作成したEAや市販のEAファイルをMT4/MT5の「エキスパートアドバイザ」フォルダに設置し、チャートに適用することで、取引を自動で進めることができます。
なお、EAを使う場合はPC版のMT4/MT5が必要です(スマホアプリでは使用不可)。
自動売買を実行する際は、以下の設定確認も忘れずに行いましょう:
- 「自動売買を許可する」が有効になっていること(設定画面から変更可能)
- VPS(仮想専用サーバー)を活用すれば、常時稼働も可能
MT4/MT5のアプリを閉じた後も注文は有効になりますか?
はい、発注済みの注文(成行・指値・逆指値など)は、MT4/MT5のアプリを閉じても有効なまま保持されます。これはサーバー側で注文が管理されているためです。
たとえば、損切りや利確の設定があるポジションを持った状態でアプリを閉じても、その条件が満たされれば自動で決済が行われます。
ただし、EA(自動売買)はアプリが稼働していないと作動しないため、自動売買を継続したい場合は、PCをつけたままにするか、VPSの利用を検討すると安心です。
この記事のまとめ
XMTradingでは、MT4とMT5という2種類の取引プラットフォームを通じて、あらゆる取引スタイルに対応した環境が用意されています。
どちらも信頼性が高く、チャート分析から注文、さらには自動売買まで、取引に必要な機能が揃っています。
本記事では、MT4とMT5の違いや選び方から、インストール、ログイン方法、操作手順、トラブルへの対処法まで、初心者が抱きやすいよくある質問の回答をしました。



最初はMT4とMT5の違いも分からなかったけど、使い方まで理解できました!



うん、少しずつ操作することで色々慣れて使いこなせるようになるよ😊
- MT4 vs MT5|違いを簡易比較表で解説!特徴とメリット・デメリット – XMTRADING事典
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