MT5の注文種類│成行・指値・逆指値・Stop Limit注文について

MT5(MetaTrader 5)では、注文方法が大きく分けて4種類あります。MT5は、MT4には無かった「Stop Limit注文機能」が追加されており、「成行注文」「指値注文」「逆指値注文」「Stop Limit注文」があります。

この記事では、MT5の注文種別を分かりやすく解説しています。

期間限定!口座開設ボーナス3,000円→13,000円実施中!
総額10万ドルの現金賞金が当たる!お年玉プロモーション開催中

XMの口座開設方法はこちら

目次

成行注文(カウントダウン注文/マーケット実行)

PC用MT5の成行注文画面
PC用MT5の成行注文画面

成行注文とは、価格を指定せず、現在の市場価格で即座に注文を執行する方法です。

パソコン用のMT5では「カウントダウン注文」と表示され、スマートフォン用MT5では「マーケット実行」として表示されます。

「成行売り(Sell)」または「成行買い(Buy)」のボタンを押すだけで、現在の市場価格で注文が即時に執行され約定します。

XMの口座開設方法はこちら

指値注文(Buy Limit と Sell Limit)

PC用MT5の指値注文画面
PC用MT5の指値注文画面

指値注文とは、指定した価格で「買う」または「売る」注文を行う方法です。

例えば、下記のチャート画像のように現在のドル円レートが100.00円で、「101.00円になったら売る」「99.00円になったら買う」といった注文が可能です。

指値注文の例
指値注文の例

指値注文には、Buy Limit(指値買い)とSell Limit(指値売り)の2種類があります。

指値注文
  • Buy Limit(指値買い):価格が下落したときに、買いたい場合
  • Sell Limit(指値売り):価格が上昇したときに、売りたい場合

Buy Limit(指値買い)は、現在の価格よりも下がった時に購入したい場合に選択し、Sell Limit(指値売り)は、現在の価格よりも上がった時に売りたい場合に選択します。

注文ボタンがグレーアウトして注文できない場合

指値注文は、入力した価格が間違っていると注文ボタンが灰色になり注文できない仕様です。

Buy Limit(指値買い)を選択している場合は、現在の価格よりも低い価格を指定する必要があります。Buy Limit(指値買い)は、現在の価格より高い価格を指定すると、注文ボタンが灰色になり押せず、注文ができません。

反対に、Sell Limit(指値売り)を選択している場合は、現在の価格よりも高い価格を指定する必要があります。現在の価格より低い価格を指定すると、同様に注文ができません。

XMの口座開設方法はこちら

逆指値注文(Buy Stop と Sell Stop)

スマホ用MT5の逆指値注文選択画面
スマホ用MT5の逆指値注文選択画面

逆指値注文とは、価格が上昇して指定した価格以上になった時に「買う」、または価格が下落して指定した価格以下になった時に「売る」という注文方法です。

例えば、下記のチャート画像のようにドル円が現在100.00円の時に、「101.00円になったら買い」「99.00円になったら売る」といった注文が可能です。

逆指値注文の例
逆指値注文の例

指値注文とは逆の性質を持つことから「逆指値注文」と呼ばれます。逆指値注文には、Buy Stop(逆指値買い)とSell Stop(逆指値売り)の2種類があります。

逆指値注文
  • Buy Stop(逆指値買い):価格が上昇したときに、買いたい場合
  • Sell Stop(逆指値売り):価格が下落したときに、売りたい場合

逆指値注文も指値注文と同じように、リミット価格に入力する値が正しくないと注文ボタンがグレーアウトされ注文することができませんので注意しましょう。

例えば、Buy Stop(逆指値買い)の場合は、現在価格よりも高い価格を指定する必要があります。

XMの口座開設方法はこちら

Stop Limit注文(Buy Stop Limit と Sell Stop Limit)

スマホ用MT5のStop Limit注文選択画面
スマホ用MT5のStop Limit注文選択画面

Stop Limit注文とは、価格が上昇または下落して指定した価格に到達した後に、注文が執行される方法です。

例えば、下記のチャート画像例のようにレジスタンスラインやサポートラインを突破したことを確認した後に、自動的に注文を執行させることができます。

ストップリミット注文の例
ストップリミット注文の取引例
ストップリミット注文
  • Buy Stop Limit:価格が上昇して指定した価格に到達した後に、ストップリミット価格で買いたい場合
  • Sell Stop Limit:価格が下落して指定した価格に到達した後に、ストップリミット価格で売りたい場合

Stop Limit注文の入力例

ストップリミット注文画面
ストップリミット注文画面
ストップリミット注文画面の入力例
  • タイプ: Buy Stop Limit
  • 数量: 1.00(取引するロット数を入力します)
  • 価格: 1.9600 (Stop Limit指値より高い価格を入力します)
  • Stop Limit 指値(取引する価格): 1.9500(現在値より高い価格を入力します)

Sell Stop Limitの場合は、Stop Limit 指値は逆に現在値より安い価格を入力し、価格は、Stop Limit 指値より安い価格で入力する必要があります。

それぞれ指定する価格がスプレッド分以上離れていないと、適切に価格を入れていても注文できないので注意しましょう。

XMの口座開設方法はこちら

MT5の注文方法解説│成行・指値・逆指値・Stop Limit注文についてのまとめ

  • MT5の注文種別は、大きく分けて「成行注文」「指値注文」「逆指値注文」「Stop Limit注文」の4種類がある
  • 成行注文は、現在の市場価格で即時に約定する注文方法
  • 指値注文は、指定した価格で売買したい場合の注文方法で、現在価格よりも高い価格で売る、安い価格で買う場合に使う
  • 逆指値注文は、指定した価格で売買したい場合の注文方法で、現在価格よりも高い価格で買う、安い価格で売る場合に使う
  • Stop Limit注文は、指定した価格で注文したい場合の注文方法で、指定した価格に到達すると指値注文を執行する
  • 注文ボタンが灰色で押せない場合は、注文種別と価格が一致していないことが原因

期間限定!口座開設ボーナス3,000円→13,000円実施中!
総額10万ドルの現金賞金が当たる!お年玉プロモーション開催中

XMの口座開設方法はこちら

当サイトの記事は、編集方針を基に作成しています。当サイトには、広告リンクが含まれております。広告リンクを通じて口座開設をしても、不利な条件に変更されることや追加の費用は一切発生しません。XMTradingの口座開設は無料です。

当サイトは、アフィリエイト広告に関する法律や規制を遵守しています。当サイトで紹介する内容については、証券外務員とファイナンシャルプランナーの資格保持者が、実際の経験に基づく正直かつ公平な情報を提供しています。

詳しくは、「編集方針」にて表記しております。

目次