
XMTradingのコピートレードとは、他のトレーダーの取引戦略を反映させて、自身の取引口座に適用できるシステムです。FXの経験が浅い方でも、他者の取引履歴を参考にしながら、自分の判断でコピーを行うことが可能になります。
また、自身の取引スタイルや実績に自信がある方は、ストラテジーマネージャー(戦略提供者)として登録し、フォロワーの取引に基づく報酬を受け取る仕組みもあります。
フォロワーは手間なく自分に合ったパフォーマンスの良い取引を活用でき、ストラテジーマネージャーは自身の手法を収益化できる可能性がある点が大きな魅力です。
本記事では、XMTradingのコピートレードの仕組みと利用方法について、中立的な視点から基本事項を解説しています。なお、コピートレードは元本保証がない取引であり、過去のパフォーマンスが将来の成果を保証するものではありません。
- XMTradingのコピートレードは、他のトレーダーの戦略を自身の口座に反映できる仕組みです。
- FXの経験が浅い方でも、自らの判断で活用方法を検討することができます。
- 始め方や、戦略選びの注意点についても解説しています。
- ストラテジーの選び方、注意点まで丁寧に解説しています。
この記事を読むことで、XMのコピートレードを安心して始めるための知識が身につき、自身の判断でコピーして運用を行えるようになります。
*本記事は情報提供を目的としており、特定の投資判断を助言するものではありません。
当サイトでは、海外FX歴15年以上の経験を持つ編集部が、実際の取引体験に基づき内容を執筆しています。ただし、会話には初心者の見習いライターが含まれています。
また、記事内容は、FX歴15年・株式取引歴20年以上の投資経験を有する「2級ファイナンシャル・プランニング技能士/証券外務員二種」の資格保持者である佐山翔太が監修し、読者にとってわかりやすい内容を心がけて構成しています。
※詳しくは「編集方針」に記載しています。当サイトは情報提供を目的としており、個別の投資助言・勧誘・仲介業務は行っておりません。
コピートレードとは?トレーダーの取引戦略を反映できる仕組み
コピートレード(Copy Trading) とは、他のトレーダーの取引戦略を自身の口座に反映できる仕組みで、取引の実行を自動化するサービスの一種です。
この仕組みは、FX、暗号資産(仮想通貨)、株式などさまざまな金融市場で活用されており、自身で相場分析を行わずに他者の取引履歴をもとに取引したいという方に利用されています。
XMTradingでコピートレードを利用するには、会員ページの「コピートレード」から専用の投資家口座を開設し、提供されている取引情報をもとに自らの判断でトレーダーを選択することが可能です。操作画面は比較的直感的で、基本的な手順に沿って進められます。
コピートレードのメリットと活用の可能性
XMTradingのコピートレードには、以下のような特徴があります。
- 他者の取引戦略を自動で反映できる
- 他のトレーダーの取引戦略を自動的に自身の口座へ適用でき、取引の実行を手動で行う必要がなくなります。
- 取引経験が浅くても運用方法の選択肢が増える
- 相場分析に慣れていない方でも、他者の実績や戦略を参考にすることで、一定の判断材料を得ることができます。
- 継続的な相場分析を省力化できる
- 自身でチャートを毎日監視する必要がないため、取引にかける時間を抑える選択肢となり得ます。
- 戦略を分散しやすい
- 複数のトレーダーを選ぶことで、単一戦略に依存しないポートフォリオの構築が可能です。
- 設定や操作が比較的シンプル
- XMTradingのコピートレード機能は、初めての方でも基本的な流れに沿って操作できるよう設計されています。
コピートレードの注意点とリスク
XMTradingのコピートレードは便利な機能ですが、以下のようなリスク・注意点を理解した上での活用が重要です。
- トレーダー選定は慎重に行う必要がある
- すべてのトレーダーが継続して成果を出せるわけではなく、過去の実績も将来の成績を保証するものではありません。取引スタイルやリスク許容度を見極めた上で選択することが大切です。
- 相場変動の影響は避けられない
- 市場の急変動や突発的なニュースによって損失が発生するリスクは、コピートレードでも回避できません。損失の可能性は常にあることを理解しておきましょう。
- 手数料・報酬が発生する場合がある
- トレーダーによっては手数料や報酬が設定されていることがあり、それらは自己の取引結果に影響を与える要因のひとつになります。利用前に確認しておきましょう。
- 収益を保証する仕組みではない
- 実績のあるトレーダーをコピーしても、必ずしも同様の成果が得られるとは限りません。投資結果は市況やタイミングにより異なり、損失を被る可能性もあります。
※コピートレードは、他者の戦略を参考にしつつ自身の口座で自動取引を行える仕組みですが、投資判断の責任はすべてご自身に帰属します。リスクを十分に理解した上で、適切な管理を行うことが重要です。
XMTradingのコピートレードの始め方
XMTradingのコピートレードは、とても簡単に始められます。すでに口座に資金がある場合は、1分程度で始められます。(*当社調べ)
XMTrading会員ページのコピートレードを開く
XMTrading会員ページへログインし、「コピートレード」を選択します。

投資家口座を作成
画面上の「投資家口座を作成する」ボタンを押します。

パートナーコードの「ここから入力」を押して「P87XG」を入力します。
利用規約を確認し、チェックを入れ、「投資家口座を作成する」ボタンを押します。

ご希望のストラテジーを選び、最低投資額を確認する
各トレーダーが提供するストラテジー(投資戦略)の一覧から、ご希望のストラテジーを選びストラテジー名を押します。

各ストラテジー概要項目の意味
項目名 | 意味 |
---|---|
アイコンと名称 | トレーダーごとの識別情報です。ストラテジー名で特徴を把握できます。 |
リターン(%) | これまでの運用結果を数値化した参考値です。期間や計算方法により異なる場合があります。 |
手数料(%) | フォロワーが利益の一部として支払う手数料です。(例:30%なら利益の30%が手数料として引かれる) |
勝率 | 過去の取引での勝ちトレードの割合です。必ずしも利益額を示すものではありません。 |
ドローダウン(%) | 最大損失幅(口座残高に対する最大減少率)を示します。 |
投資家数 | 当該ストラテジーをコピーしているフォロワーの数です。 |
投資額 | フォロワーが運用に充てている累計金額です。 |
自己資金 | ストラテジーマネージャーが自ら運用している資金です。運用方針の参考材料となる場合があります。 |
グラフ | 過去の資産推移を可視化したグラフで、一定期間における変動を確認できます。 |
「コピー」ボタン | 該当ストラテジーの取引を自身の口座で反映するための操作ボタンです。実行前に内容とリスクをご確認ください。 |
各ストラテジーが設定した最低投資額が口座へ入金されていないとコピーできないため、「最低投資額」の金額を確認します。

会員ページへ戻り、投資家口座へ入金か資金振替を行う
投資家口座へ最低投資額の資金がないとコピーできないため、一度、コピートレード画面から会員ページへ戻ります。

ご希望のストラテジーの最低投資額以上を投資家口座へ入金します。
投資家口座へ資金振替(別口座からの資金移動)か入金を行います。投資家口座は、「投資家」と表示されています。

ご希望のストラテジーの「コピー」ボタンを押す
コピートレード画面へ戻り、ご希望のストラテジーの「コピー」ボタンを押します。

ご希望の項目を選択して「コピー」ボタンを押す
コピートレードの設定項目が表示されるので、「投資金額」か「固定マルチプライヤー」のどちらかご希望の項目を選択し、「コピー」ボタンを押します。
一般的には、「投資金額」を選択して、最低投資額以上の金額を設定します。

項目名 | 意味 |
---|---|
最低投資額 | 該当ストラテジーに投資できる最低金額(例:$150なら150ドル以上口座残高がないと投資できない) |
Investor Account Equity | 自分のコピートレード口座残高 |
自己資金 | ストラテジーマネージャー(ストラテジー提供側)が実際に運用している資金額 |
投資金額 | ストラテジーをコピーする際に投資する金額を設定(例:$150なら150ドルをこのストラテジーへ投資) |
固定マルチプライヤー | ストラテジーマネージャーの取引量に対して、設定した倍率で自分の取引量を決定する方式(例:0.14 → ストラテジーマネージャーが1ロット取引した場合、自分は0.14ロット取引する) |
保有中の取引をコピー | チェックを入れると、ストラテジーマネージャーが現在保有している未決済のポジションをそのままコピーする(任意) |
テイクプロフィット(利益確定設定) | 設定した金額に達したら、自動的にポジションを決済して利益を確定する(任意) |
ストップロス(損失制限設定) | フォローしている投資家が合計で運用している資金額(任意) |
コピー完了
「既に登録済み」と表示されていれば、コピーされています。ストラテジーで取引されると、作成した投資家口座も自動的に同じ取引をします。

コピー済みのストラテジーと成績を確認
XMTradingのコピートレードでは、自分がフォローしているストラテジーの成績を「ポートフォリオ」画面から簡単に確認できます。ここでは、投資額や利益状況、ステータスなどをチェックでき、必要に応じてストラテジーの管理も可能です。
ポートフォリオ画面で確認できる内容

「ポートフォリオ」では、現在フォローしているストラテジーが一覧で表示されます。各ストラテジーごとに、以下の情報が確認できます。
項目名 | 意味 |
---|---|
ストラテジー名 | フォローしているトレーダーの戦略名(クリックすると詳細画面へ) |
投資タイプ | 「投資金額」または「固定マルチプライヤー」のどちらでコピーしているか |
投資額 | そのストラテジーに投じた資金額 |
支払い済み手数料 | ストラテジーマネージャーに支払った手数料 |
決済済み利益 | すでに確定した利益 |
未決済利益 | まだ決済されていない取引の含み損益 |
総利益 | 決済済み利益+未決済利益の合計 |
ステータス | 現在「アクティブ(運用中)」かどうか |
詳細画面で確認できる項目

ポートフォリオ画面のストラテジー名を押すと、ストラテジーの詳細情報を確認できます。この画面では、投資状況や取引のパフォーマンスを詳しくチェックし、必要に応じて管理が可能です。
項目名 | 意味 |
---|---|
ストラテジー名 マネージャー名 | ストラテジーマネージャー(プロトレーダー)の紹介や取引方針 |
投資金額 | ストラテジーに投資している金額 |
登録済み | ストラテジーをフォローしてからの経過時間 |
ステータス | 現在「アクティブ(運用中)」かどうか |
手数料 | ストラテジーの利用手数料(例:10%なら利益の10%が手数料として引かれる) |
支払済み手数料 | ストラテジーへ支払った合計手数料 |
マルチプライヤー | マルチプライヤーを選択した場合のロット数 |
決済済み利益 | すでに確定した利益 |
未決済利益 | まだ決済されていない取引の含み損益 |
総利益 | 決済済み利益+未決済利益の合計 |
終了 | フォローを解除し、すべてのポジションを決済する |
一時停止 | 新規の取引を停止するが、既存のポジションは維持する |
ポジション | 現在の保有中のポジション(T/P、S/L、決済も個別で可能) |
XM コピートレードのストラテジーの選び方
XMTradingのコピートレードでは、多くのストラテジー(=トレーダーが提供する取引戦略)の中から、好みに応じて選択することが可能です。
ただし、表示されている収益率やフォロワー数などの数値だけに注目すると、想定外の損失リスクに繋がる場合もあるため、複数の指標を確認し、自身のリスク許容度に応じて慎重に選ぶことが重要です。
この項では、ストラテジー選定時の基本的な見方と、リスク分散の考え方を解説します。
1. 各カテゴリータブからストラテジーを絞る

XMTradingでは、ストラテジーを絞り込みやすくするためのフィルタリング機能が提供されています。自身の運用スタイルや目的に応じて、複数の視点から候補を比較することが可能です。
タブ名 | 意味 |
---|---|
注目 | 運用履歴やフォロワー数など、複数の観点から注目されているストラテジーが表示されます。 |
最優秀パフォーマー | 一定期間内のパフォーマンス(収益率など)が相対的に高かったストラテジーが表示されます。ただし、過去実績は将来の成果を保証するものではありません。 |
高勝率 | 勝率が高いトレード履歴をもとに分類されています。必ずしも利益額が多いわけではない点にも留意しましょう。 |
高額自己資金 | トレーダー自身の運用資金額が比較的多いストラテジーが表示されます。 |
低リスク | 損益の振れ幅が比較的安定していた過去の実績に基づき分類されたストラテジーです。ただし、将来も同様の安定性が続くとは限りません。 |
低ドローダウン | 過去の最大損失幅(ドローダウン)が小さかったストラテジーが表示されます。 |
低手数料 | フォロワーが支払う報酬率が比較的低く設定されているストラテジーです。 |
人気 | フォロワー数が多いストラテジーが表示されますが、人気が成績を保証するものではありません。 |
最も投資されている | 合計投資額が多いストラテジーです。参考指標の一つとして利用できます。 |
ウォッチリスト | 自分で保存したストラテジーを後から確認できます。 |
すべて | 自己資金が$1,000を超え、30日を超える履歴があるストラテジーが表示されます。 |
2. ストラテジーの基本情報を確認する

各カテゴリーから絞り込んだストラテジーは、一覧画面で表示され、それぞれに基本的な数値情報やグラフが付されています。
以下は主な表示項目の内容です。これらの数値はあくまで参考指標であり、将来の運用成果を保証するものではありません。
項目名 | 意味 |
---|---|
アイコンと名称 | トレーダーごとの識別情報です。ストラテジー名で特徴を把握できます。 |
リターン(%) | これまでの運用結果を数値化した参考値です。期間や計算方法により異なる場合があります。 |
手数料(%) | フォロワーが利益の一部として支払う手数料です。(例:30%なら利益の30%が手数料として引かれる) |
勝率 | 過去の取引での勝ちトレードの割合です。必ずしも利益額を示すものではありません。 |
ドローダウン(%) | 最大損失幅(口座残高に対する最大減少率)を示します。 |
投資家数 | 当該ストラテジーをコピーしているフォロワーの数です。 |
投資額 | フォロワーが運用に充てている累計金額です。 |
自己資金 | ストラテジーマネージャーが自ら運用している資金です。運用方針の参考材料となる場合があります。 |
グラフ | 過去の資産推移を可視化したグラフで、一定期間における変動を確認できます。 |
「コピー」ボタン | 該当ストラテジーの取引を自身の口座で反映するための操作ボタンです。実行前に内容とリスクをご確認ください。 |
基本情報から選ぶ際の考慮ポイント
ストラテジーを比較する際は、以下のような点に注目することが参考になります。なお、以下はあくまで一般的な見方の一例であり、特定の投資判断を助言するものではありません。
- リターン率は極端に高いものより、変動幅の少ないものを含めて複数比較する
- 短期間で高リターンを示すストラテジーは、同時に高いリスクを伴う可能性があるため、リスク許容度に応じた選択が必要です。
- 手数料設定の違いを確認する
- 手数料が高い場合、利益率に影響を及ぼすことがあります。条件を把握しておくことが重要です。
- 勝率とドローダウンのバランスを確認する
- 勝率が高くても、ドローダウン(最大損失率)が大きいと、リスクに見合わない可能性もあります。
- 自己資金の投入量も判断材料の一つに
- トレーダーが自ら一定の資金を運用しているかどうかは、戦略への当事者意識を測る参考材料になりますが、慎重に読み取る必要があります。
- 投資家数・運用開始時期も併せてチェックする
- フォロワーが多いことは人気の一因となりますが、開始時期や市場環境によって数値が変動している可能性もあるため、複合的に検討しましょう。
- グラフの形状は推移傾向の一要素に
- グラフが比較的安定した推移を示していても、それが今後も継続するとは限りません。必ずリスクを理解したうえで判断してください。
3. 気になるストラテジーの詳細画面をチェック

ストラテジー一覧で気になるものを見つけたら、その項目を選択して詳細ページを開いてみましょう。
詳細画面では、一覧では確認できなかったストラテジーマネージャーに関する情報や取引スタイル、運用条件などを確認することができます。これらの情報は、ストラテジーの内容を理解し、自身の判断材料とするための参考になります。
ストラテジー詳細ページで確認したい主な情報
以下は、詳細画面でチェック可能な項目の一例です。あくまで情報提供目的の参考としてご覧ください。具体的な投資判断や運用の推奨を行うものではありません。
- マネージャーの経歴・説明文
- 取引戦略の概要や過去の履歴について記載されている場合があります。
- 経歴の信頼性は一概に評価しづらいため、記載された内容の論理性や取引方針の透明性などを読み取ることが参考になる場合もあります。
- 最低投資額
- そのストラテジーを利用するにあたり必要な最低投資金額が表示されます。
- 自身の投資予算やリスク許容度と照らし合わせ、無理のない範囲での判断が大切です。
- 「パフォーマンス」タブでの過去データ
- 1日・7日・30日・90日間・全期間のリターンや変動幅などの参考データが確認できます。
- 短期間の成績のみを重視するのではなく、全体の傾向や一貫性などを冷静に判断する視点が求められます。
- 表示される過去データは、将来の成果を保証するものではありません。
- ベストトレードとワーストトレード
- 最大利益・最大損失を示す項目がある場合、過去の変動幅の大きさを把握する材料として活用できます。
- たとえ勝率が高くても、損失時の振れ幅が大きい場合は、相応のリスクを伴っている可能性があるため、注意が必要です。
4. 「リスク」タブでリスク指標を確認する

ストラテジー詳細ページにある「リスク」タブでは、各ストラテジーにおける取引頻度や最大損失率(ドローダウン)、リスクスコアなど、過去のデータに基づく複数の指標が確認できます。
これらの情報は、ストラテジーの値動き傾向や過去の変動幅を把握する際の参考材料となります。
項目 | 意味 |
---|---|
リスクスコア(1~10) | 値動きの大きさ(ボラティリティ)を数値化した指標で、数値が高いほど変動幅が大きかったことを示します。 |
取引頻度 | 一定期間(7日・15日・30日)内の取引回数を表します。トレードスタイルの目安になります。 ・低頻度:スイング型/中頻度:デイトレ型/高頻度:スキャルピング型(分類は目安であり絶対ではありません) |
最大ドローダウン | 一定期間における最大資産減少率(損失の大きさ)を示します。 |
最大ドローダウン時間 | 大きな損失が生じた期間を表す指標です。直近に集中している場合は変動の傾向に注意が必要です。 |
取引平均期間 | 各取引が保持された平均時間です。長短で運用スタイルの傾向がわかります。 |
シャープレシオ | 収益の安定性(平均リターン÷リターンの標準偏差)を数値化した統計指標です。 |
トレード毎の平均利益・損失 | 各トレードでの平均的な利益および損失の大きさを示します。収支バランスの傾向確認に活用されます。 |
リスクスコアとは?
リスクスコアは、ストラテジーの値動きの変動性(ボラティリティ)を、1〜10の数値で示す指標です。
このスコアは、過去30日間の1日ごとのリターンの標準偏差をもとに計算され、変動が大きいほど高い数値となります。
- 過去30日間の1日ごとのリターンの標準偏差(値動きのばらつき)をもとに算出
- 最大平均日次変動率が大きいほど、リスクスコアも高くなる
リスクスコア | 目安となる日次変動率 | 一般的な傾向 |
---|---|---|
1~3 | 0.5%~1.5% | 比較的値動きが小さい傾向 |
4~6 | 2.0%~4.0% | 中程度の変動傾向 |
7~10 | 5.0%以上 | 変動幅が大きい傾向(短期売買型が多い傾向) |
「リスク」タブで確認しておきたい参考情報
以下は、リスクタブでチェックできる項目のうち、参考になりやすいものです。
- リスクスコアとその初期値(10の場合)
- スコアが「10」と表示されている場合、取引データがまだ十分に蓄積されていない可能性があります。内容を慎重に確認することが重要です。
- 最大ドローダウン(過去の最大損失率)を確認する
- 過去の損失幅を示す指標であり、取引のブレ幅の大きさを知る参考になります。数字の大小にかかわらず、投資判断はご自身の許容リスクと照らして行ってください。
- 最大ドローダウン時間
- 損失が発生した時期を確認することで、現在の運用状況との関連性を把握する一助となる場合があります。
- シャープレシオ(リスクとリターンのバランス)
- 収益性の安定性を表す統計指標です。数値が1を超えていれば安定しているとされることもありますが、必ずしも将来の成果を保証するものではありません。
- 平均利益と損失のバランス
- 1回あたりの平均的な利益と損失の関係性を確認することは、収支の傾向を理解する手がかりになります。ただし、収益の見込みとしてではなく、あくまで過去の実績として把握してください。
5. 「ポートフォリオ」項目で過去の取引履歴を確認する

「ポートフォリオ」では、ストラテジーが現在保有している未決済ポジションと、過去に実行された取引履歴(決済済み)の情報を確認することができます。
これらの情報は、ストラテジーの取引傾向や使用銘柄、取引頻度の参考として活用できますが、表示されている取引履歴はすべて過去のものであり、将来の結果を保証するものではありません。
「ポートフォリオ」項目で確認できる主な情報
- 未決済ポジション(保有中の取引)
- どの銘柄(例:GOLD、EUR/USDなど)を保有しているかが表示されます。
- ポジションの方向(買い=ロング/売り=ショート)を確認できます。
- 現在の取引数量(ロット数)なども確認可能で、ストラテジーの取引スタイルの傾向を読み取る参考になります。
- 保有ポジションが複数にわたる場合、分散投資的な構成なのか、集中投資型なのかの傾向を把握できます。
- 決済済み履歴(過去の取引結果)
- 利益・損失の履歴、取引頻度、使用銘柄の傾向などを確認できます。
- 利益額が大きい取引と損失が大きい取引の差異を見て、過去のリスク許容度や運用方針の一端を読み取ることができます。
- 特定期間に損失が集中している場合や、急な損益変動がある場合は、そうした変動要因を確認するきっかけになります。
- 取引の方向性と市場環境
- 売買方向が市場のトレンドと一致しているかどうかは、トレード方針を理解する参考になります(例:トレンド追従型か、逆張り型か)。
- ただし、売買方針と市場環境の一致不一致が、成果を保証するものではない点にご注意ください。
- 注文数量(ロット数)
- ロット数は取引ごとのリスク許容度の一つの目安になりますが、取引戦略や運用資金の背景によって大きく異なるため、単純な大小で評価することは避けましょう。
- 利益・損失の幅
- 1取引ごとの平均損益も確認できます。
- 平均利益が平均損失を上回っているかどうかは、過去の損益傾向を把握する指標のひとつですが、将来の安定性を保証するものではありません。
XMTradingコピートレードの注意点
XMTradingのコピートレードは、他者の戦略を自身の口座に反映させることができる便利な仕組みですが、取引には相応のリスクが伴います。
本項では、コピートレードを検討するうえでの一般的な注意点について解説します。
市場の変動によって損失が発生する可能性がある
FX市場は、経済指標の発表や地政学的リスク、突発的なニュースなどによって急激に変動することがあります。
たとえ運用実績のあるトレーダー(ストラテジーマネージャー)をフォローしていても、全ての取引が利益になるとは限らず、大きな損失が発生する可能性もあります。
- 複数のストラテジーをフォローすることで、影響を分散させる
- ストップロス機能(損切り)を適切に設定することで、大きな損失を防ぐための手段となり得ます
一つのストラテジーに資金を集中させない(分散の考え方)
ひとつのストラテジーに全資金を投入した場合、その戦略がうまくいかなかった際に損失額も大きくなります。
過去に良好な成績を示していても、将来の市場環境によって結果は大きく変動します。複数の取引スタイルや通貨ペアに分けることで、影響を分散させる考え方があります。
分散投資の一例($1,000を想定した場合)
ストラテジー | 特徴 | 配分例 |
---|---|---|
A | デイトレード型(USD/JPY買い) | $300 |
B | デイトレード型(USD/JPY売り) | $300 |
C | スキャルピング型(高リスク) | $100 |
D | スイングトレード型(中リスク) | $200 |
E | BTC/USD・スキャルピング型 | $100 |
このように異なる戦略や通貨ペアに分散することで、ひとつの戦略に依存するリスクを軽減するという考え方があります。特に高リスクな戦略に対しては、投資比率を低く抑えることが一般的とされています。
- 複数(例:2~4つ)の異なるストラテジーを比較・検討する
- 投資スタイルや通貨ペアを意識して、構成を組み立てる
過去の成績を過信しないこと
ストラテジー選定時、過去の成績が良好であることは判断材料の一つにはなりますが、将来の成績を保証するものではありません。
特に、短期間で大きなリターンを記録しているストラテジーは、相場の一時的な傾向に乗った結果である可能性もあります。
- 30日間・90日間・全期間など複数の期間でパフォーマンスを比較する
- 急激な上昇を示すストラテジーについては、背景を慎重に確認する
市場環境に応じてストラテジーを見直す
経済状況や為替のトレンドが変わると、これまで安定していたストラテジーでも、急に不調になることがあります。定期的なパフォーマンスの確認や、必要に応じた見直しは、リスク対応策の一つとされています。
- 月に一度など定期的に、フォロー中のストラテジーの運用実績を確認する
- 状況によっては、一時的にフォローを停止するなどの選択肢を検討する
XMTradingコピートレードの使い方のまとめ
XMTradingのコピートレードは、他のトレーダーが提供する取引戦略(ストラテジー)を自身の口座に自動で反映できる仕組みです。
- 各ストラテジーには異なる取引方針があり、提供者は「ストラテジーマネージャー」、コピーする側は「投資家」と表現されます。
- 利用には、専用のコピートレード口座を開設し、最低投資額を入金したうえでストラテジーを選択する必要があります。
- ストラテジーは、リターン、勝率、ドローダウン、手数料などの複数指標で比較可能です。
- 詳細画面では、トレーダーの取引スタイル、投資方針、リスクスコアなどの情報が確認できます。
- 「パフォーマンス」「リスク」「ポートフォリオ」などのタブを通じて、過去の運用履歴や傾向が把握できます。
コピートレード活用時に意識すべきポイント(投資判断の参考情報)
- 市場状況の変化に応じて、ストラテジーの定期的な見直しを行うことで、急な成績悪化に対応しやすくなります
- 複数のストラテジーに資金を分散することで、リスクを軽減するという考え方があります
- リスクスコアやドローダウン(過去の最大損失)を確認し、自身のリスク許容度に合った戦略を選択することが重要です
- 手数料率が高い場合は、利益への影響も考慮する必要があります
- ストップロス(損切り)設定が可能かを確認し、必要に応じて利用することで損失の拡大を防ぐことができます
注意点
XMTradingのコピートレードは、便利な機能である一方、元本保証のない取引であり、損失が生じるリスクがあります。
- 表示されている数値や成績はすべて過去のデータに基づくものであり、将来の結果を保証するものではありません。
- 運用にあたっては、各種指標や戦略内容を確認したうえで、ご自身の責任にて判断することが大切です。
コピートレードを活用する際は、リスク管理と情報の定期的な確認を意識しながら、ご自身の取引目的やリスク許容度に合った運用スタイルを検討してください。
本記事で紹介した内容はあくまで情報提供を目的としたものであり、特定の投資判断や金融商品の取得を推奨・助言するものではありません。
XMのコピートレードに関するよくある質問と回答(FAQ)
- コピートレードとは何ですか?
-
コピートレード(Copy Trading)とは、他のトレーダーの取引戦略を自動的に自身の口座に反映できる仕組みです。
XMTradingでは、選択したトレーダー(ストラテジーマネージャー)の取引を、自動で自身の投資家口座にコピーすることができます。
- コピートレードは安全ですか?
-
コピートレードは元本が保証された取引ではなく、選択したストラテジーや市場の状況によっては損失が発生する可能性があります。
優れた実績を持つトレーダーでも、市場の急激な変動により損失を出すことがあります。すべての取引が利益につながるわけではないという点を十分ご理解ください。
- ストラテジーとは何ですか?
-
ストラテジーとは、各トレーダーが提供する取引戦略のことを指します。
投資家は、自身の判断で希望するストラテジーを選び、それを自身の口座で反映(コピー)させることができます。
- ストラテジーマネージャーとは何ですか?
-
ストラテジー(取引戦略)を提供するトレーダーのことを「ストラテジーマネージャー」と呼びます。中にはプロのトレーダーもいますが、すべての戦略が利益をもたらすとは限りません。
また、一定の条件を満たせば、ユーザー自身がストラテジーマネージャーとして取引戦略を提供することも可能です。
- どようやってコピートレードをしますか?
-
- XMTrading会員ページの「コピートレード」メニューを開きます。
- 投資家口座(MT5スタンダード口座)が自動で作成されます。
- 投資家口座に入金、または他の口座から資金を振替します。
- ストラテジーを選択し、「コピー」ボタンを押せば運用が開始されます。
詳しくは、当記事の「XMTradingのコピートレードの始め方 」セクションをご覧ください。
- コピーした運用成績はどこから確認できますか?
-
コピートレード専用画面の「ポートフォリオ」メニューから、現在の運用状況や過去の取引履歴を確認できます。
- スマートフォンからでもコピートレードができますか?
-
はい、可能です。XMTradingのコピートレードはMT4/MT5を使用しない仕組みで提供されており、スマートフォンからも操作できます。
ストラテジーの「コピー」ボタンを押すだけで取引が反映されます。
- コピートレードのリスク管理はどうすれば良いですか?
-
損失を最小限に抑える手段の一つとして、ストップロス機能を利用できるかを確認し、必要に応じて設定を行うことが推奨されています。
また、複数のストラテジーを選択し、リスクを分散するという考え方もあります。
※いずれも投資成果を保証するものではなく、ご自身の判断でご利用ください。
- どのようなストラテジーを選べば良いですか?
-
ストラテジーの選定には、リターン率、ドローダウン、リスクスコア、手数料など複数の要素を総合的に確認することが大切です。
詳細は、当記事の「XM コピートレードのストラテジーの選び方 」セクションで解説しています。