XM Trading 「トレーダーダッシュボード」を利用した取引方法
XM Trading公式サイトのトップページに表示されている「トレーダーダッシュボード」とは、XM Tradingで取引しているトレーダーの「売りと買いの比率」をグラフ化したものです。
どの通貨ペアで、売り注文が多いのか、買い注文が多いのかが分かるXM Tradingのサービスの一つです。
この記事では、トレーダーダッシュボードの売り買い比率を利用した取引方法をご紹介しています。
トレーダーダッシュボードの更新時間
- 15分毎の更新
- 1時間前の結果が表示
15分毎に更新され、1時間前の結果が表示される仕様です。
1時間前の更新でも、数時間で売買するデイトレードや数日を持ち越すスイングトレードでは、このダッシュボードのグラフが指標として利用できます。
トレーダーダッシュボードを利用した取引方法
- 売り買いどちらかの需要が強い方に逆張り
「売り買いどちらかの需要が強い方に順張り」と考えることもできます。一般的にFXトレーダーの約8割は負けている(トータル損失が出ている)と言われていますので、この統計を利用して「逆張り」をした方が期待値が高いことになります。
例えば、トレーダーダッシュボードでUSDJPYの買い需要が半数を超えていれば、逆張りで売り注文をするといった具合です。
トレーダーダッシュボードは、目安程度にしかなりませんので、この記事では逆張りの取引を推奨している内容ではありません。
取引例(EUR/USDの場合)
2016年5月23日 6時30分(サーバータイム)、XMTrading公式サイトの「トレーダーダッシュボード」におけるEURUSDは、「買い66.8%」「売り33.2%」でした。
同時刻のEUR/USDの為替レートは、「1.12301」です。
このときに、トレーダーダッシュボードの買い需要が多い指標を参考に、逆張りで「売り」注文を仕掛けたとします。
売りを仕掛けた6時間半後の同日13時00分(サーバータイム)、EURUSDは「1.11902」まで下げました。
ここで利確をすれば、「1.12301 – 1.11902 = 39.9pips」取れる計算になります。
ちなみに、この時(同日サーバータイム13時00分)のXM TradingのEURUSDトレーダーダッシュボードは、「買い59.6%」「売り40.4%」。
6時間半前より買いの比率が7.2%下落しています。
必ずしも上記のように動くわけではありませんが、取引する際にある程度参考として目安指標になります。
トレーダーダッシュボードは、目安程度にしかなりませんので、この記事では逆張りの取引を推奨している内容ではありません。