Mac版MT4/MT5にカスタムインジケーターを追加して設定する方法

MacのMT4に追加でカスタムインジケーターを入れる方法は、「~/ライブラリ/Application Support/MetaTrader 4/Bottles/metatrader64/drive_c/Program Files (x86)/MetaTrader 4/MQL4」のフォルダを開き、Indicatorsフォルダに希望のインジケーターを挿入し、MT4のインジケーター項目を更新するだけで設定可能です。

MT5の場合は、「~/MetaTrader 5/MQL5」のフォルダです。

この記事では、Mac版のMT4やMT5にカスタムインジケーターを追加挿入する方法を画像付きで解説しています。

尚、Mac版のMT4やMT5を開いたときに、画面右下に「旧バージョン」と表示されるときは、一度アンインストールして再度MT4やMT5をインストールすることで正常に動作します。

もし、Mac版MT4が文字化けする際は、下記のリンク先の記事から解決できます。


手順1. Finderを開きフォルダへ移動を開く

MacのFinderを開き、ツールバーの「移動」→「フォルダへ移動」をクリックします。

Mac版MT4/MT5へカスタムインジケーター追加する手順1

手順2. MT4へのパスを入力しEnterキーを押す

フォルダへの移動タブが表示されるので、~/ライブラリ/Application Support/MetaTrader 4/Bottles/metatrader64/drive_c/Program Files (x86)/MetaTrader 4/MQL4を入力し、Enterキーを押します。

尚、MT5(MetaTrader5)のパスは、「~/ライブラリ/Application Support/MetaTrader 5/Bottles/metatrader5/drive_c/Program Files/MetaTrader 5/MQL5」です。

Mac版MT4/MT5へカスタムインジケーター追加する手順2

もし、パスを入力してEnterを押しても表示されない際は、「~/ライブラリ/Application Support/」のパスから、該当するMeta Traderを探して上記の順にパスを辿っていきます。

手順3. Indicatorsフォルダを開く

MQL4フォルダが表示されるので、カスタムインジケーターを追加したい際は「Indicators」フォルダを開きます。

EAを追加したい際は、「Experts」フォルダを開きます。

Mac版MT4/MT5へカスタムインジケーター追加する手順3

手順4. Indicatorsを追加する

ご希望のカスタムインジケーターファイルを、「Indicators」フォルダへコピー(又は切り取り)貼付けします。

Mac版MT4/MT5へカスタムインジケーター追加する手順4

希望のインジケーターファイルが、「Indicators」フォルダへ移動されていることを確認します。

手順5. MT4/MT5のインジケーター項目を更新

MT4/MT5のインジケーター項目を右クリック(2本指でタップ)して、「更新」を押します。

Mac版MT4/MT5へカスタムインジケーター追加する手順5

カスタムインジケーターを追加した場合は、MT4/MT5のインジケーターを更新、または、再起動する必要があります。

手順6. カスタムインジケーターを適用

MT4/MT5左枠ナビゲーターの「インディケータ(indicators)」に、先程追加したカスタムインジケーターが表示されるので、適用したいチャートへドラッグ・アンド・ドロップ(希望のインジケーターを選択し、インジケータを押し続けながらチャートへ移動)することで、チャートへインジケーターを適用できます。

Mac版MT4/MT5へカスタムインジケーター追加する手順6

もし、追加したカスタムインジケーターがMT4/MT5左枠の「インディケータ(indicators)」項目に表示されない際は、MT4/MT5を再起動したあとに、再度、手順1からフォルダの場所を注意しながら確認してみましょう。

以上でMac版MT4/MT5へカスタムインジケーターを追加することが完了です。

尚、今回例として追加したカスタムインジケーターは、リアルタイムでチャート上でスプレッドを確認できる「SpreadLabel.ex4」です。

SpreadLabel.ex4のダウンロード・インストール方法は、下記の記事で解説しています。